ヴィーガンとプラントベース
実はかなり別々の主張がある?
最近、ヴィーガンとプラントベースについての海外記事を読んでいると、かなり双方別々の立ち位置の主張がある事を実感。
あまりその辺の深い考えなしで記事を書いている筆者は大丈夫なのか?
と心配になります。(同じ記事で両方を扱ってはいけないのでは?)
ですが、
たぶん皆様も同じような疑問を感じていると思いますので、今日はヴィーガンとプラントベースの違いについて取り上げます。
結構同じような意味で使われているけど
世間では?同じような意味として使われている、「ヴィーガン」と「プラントベース」ですが、今はかなりはっきりとしたスタンスの違いを意味してきています。
プラントベースは、主に「健康」に対する強い考えや、データに基づき、自分のライフスタイルに取り入れることを選択した人たちで、
動物を想い、動物性を徹底的に排除するヴィーガンのスタイルとは区別したいようです。
ですので、当然の事ながらプラントベースの人たちは、動物の素材から作られている物や、動物でテストが行われている商品を使う人たちが多く見られます。
そして、健康に必要とされる量の肉を食べている人たちもいます。
続いて、ヴィーガンについては先ほどもちょっと出てきましたが、
あらゆる形態の動物搾取や残虐行為を、食べ物、衣服、その他の目的から徹底的に排除する生き方です。
単純明快ですので伝わり方も半端ないです。
ですので、ヴィーガンを名乗るにはそれだけのコミットが必要となります。
そして実は、
健康に物凄く配慮しています。当たり前ですよね。肉を摂取しないのですから。
どちらのアプローチも必要
ヴィーガンとプラントベースを比べていて感じた事は、
結局のところ、力の入れ所は違うが、動物、健康、地球環境に対する思いは共有しているという事。
どれも無視する事はできないのです。
少し妄想すると、両方とも同じ「陣営」であり、目指しているところは一緒なのかも。。
これだけの大きな変化を世界に起こそうとしているのです。一つのやり方だけでは十分ではありません。
(事実、動物愛護団体の活動も色々な層の人たちの心を動かすには、それ相応の役割分担が必要です)
「ヴィーガン」、「プラントベース」、「クルエルティフリー」に今後も注目です。