プラントベース肉は誰のため?
「AI」による変革
最近のAI(サンフランベース, OpenAI; GPT-3)などは、普通の言語で書いたり音声入力した文章をそのままプログラミング言語に変換しウェブサイトを作ったり、人間以上に有益な記事を書いたりできます。
凄いですよね!
実は筆者もいずれ「AI」とコラボしてこのブログの記事を書いていきたいと考えています。(実はちょっと前に試してみたんですけど、僕が書きたい内容と少し違うし日本語で記事を書くので今の所は止めました)
AIがオンデマンドであなたにとって最適な情報をリアルタイムで作成し、提供してくれる日は意外と近いと思いますよ。
そして、
AIが「ヴィーガン」にもたらした変革も計り知れませんよね。
今のプラントベース商品は、AIを使ってより本物に似せるために分子構造から類似した物を探し出し、安価で美味しく、そして環境に優しい物として作られています。
「AI」はヴィーガンなのか?
さて、そんなAIと早くコラボしたい筆者ですが、先日Redditで「Will The AI Be Vegan?」という投稿を見つけました。(動画付き)
とても興味深いのでシェアしたいと思います。動画はこちら。(Youtube)
簡単に動画の内容を要約すると、
- 肉を食べるのは「殺しと同じ」vs「何でそんなの気にするの?Lol」。
- 将来、動物を殺して肉を食べていたことが「クレイジー」だったと思うのか、それとも「極端主義」だったと笑うのか?
- 動物への虐待はどのくらい重要な問題?
- 動物は「苦しむ」ことが可能か? 動物の「苦しみ」は人間の「苦しみ」と同じなのか?
- 人間の方がより重要性が高い?(実際に同じレベルで扱える?)
- 道徳的無関心の差。(Racism、Sexism、speciesismの違いは?)
- アリ、牛、人間をそれぞれハンマーで叩く。(道徳的関心に差がある?)
- 命の価値にどのくらい差がある?知性の差?
- もし人間よりも高い知性を持つAIが人間を動物と同じ様に扱ったら?(牛の気持ちが分かるだろうか)
- 人間は動物よりも道徳的判断が可能と思っている
- 誰がより苦しみを感じるかというよりも、誰がそれを苦しんでいると判断しているかがより重要?
- もしAIが人間よりもより正確に道徳的判断が下せるとしたら、人間の苦しみをアリや牛と同様に扱うだろうか?
- AIがヴィーガンであることを願う。もし違うなら私たちにとって最悪だ。
要するに人間よりも知性の高い存在が現れたらどうなるか?という疑問を投げかけた内容です。(ここには最近なにかと話題の異星人も入りますね)
もしAIを含めた高い知性を持ち合わせている?存在がヴィーガニズムを受け入れない場合、、、怖いですね。
「Speciesism」
差別は、差別を受けている側がより感じる事であり、差別をしている側はそれほど気にしていません。(このギャップに気づく事が先ずは大事です)
*動画の内容を完全に知りたい人やコメントしたい人は、是非上記のリンクに行ってみてください。(外国の方達と意見交換するのもなかなか面白いですよ)
プラントベース・スタートアップ「THIS」
突然話が変わりますが、
「THIS」っていうイギリスのスタートアップ知っていますか?
先月Seedrsというクラウドファンドのプラットフォームで資金調達した会社ですが、なんと2日で5億5000万円ほど集めました。
今めちゃくちゃ注目の会社です。
ウェブサイトはこちら。
この会社はすでに去年からプラントベース商品(チキン、ベーコン)の販売をしているのですが、残念ながら筆者はまだ彼らの商品を試せていません。是非近いうちに食べてみたいです。(今のところはUKでしか食べれない様です)
彼らの商品には、プロテインが豊富に含まれているのはもちろんですが「ビタミンB12」を含ませているところがさすがですね。
皆さんはもうご存知なのかもしれませんが、
今のプラントベースはもはやヴィーガンのためではありません。いかにミートイーターを満足させるかという戦いです。
このブログを書く以前の筆者は、プラントベース肉はヴィーガンやベジタリアンの為だと思っていました、、、
よく考えてみたら彼らはそれほど肉を食べたいと思っていませんよね。健康・動物・環境・ビジネス?を考えるのならターゲットは”ノンヴィーガン”です。
現にノンヴィーガンの筆者が全く不満なしに、そして簡単にプラントベース肉に代える事ができたのも、味・食感が動物肉を食べているのと変わらないからです。
正直これからどんな美味しいプラントベースを食べれるようになるのか実は楽しみですw
今後も引き続きプラントベースにフォーカスしたAIとイノベーター達が世界を変えていきます。フードテックに期待しましょう!