ヴィーガンコラーゲンについて
需要はあるが供給がまだ、、、
ここ2、3年でのヴィーガン人口の増加による影響か、ヴィーガン・コラーゲンへのデマンドが急増しているデータがあります。
そしてこれから先のヴィーガン・コラーゲン市場は急成長すると見られています。
今市場に出ているほとんどのコラーゲン配合商品は、一般的に「ウシ」、「ブタ」の結合組織や「魚」などで作られていますのでヴィーガンではありません。
ですので、各社が競い合うようにヴィーガンのため(動物のため?)にヴィーガン・コラーゲン商品を開発し、市場に出そうとしている状況です。
Something smells “Fishy”?
ここで少し冷静に考えてみると、
そもそも「コラーゲン」って外から体内に取り込む物でしたっけ、、、?と思った方もいると思います。
そうです、
コラーゲン配合のクリームをたくさん塗っても、コラーゲンを含んだ物をたくさん食べてもそのまま体に吸収され、体内のコラーゲンが増える訳ではありません。
ですので、現在のコラーゲン市場は、実際に十分な保湿効果が得られるという利点と、
摂取したコラーゲンから分解されて得られるアミノ酸(ペプチド)などが体にもたらす作用に期待できるという事で商品開発が行われています。
「コラーゲンを作るにはやっぱりコラーゲンが必要かも」という事です。
バイオコンパチビリティー・マテリアル(生体適合性材料)重視
さて、今各社が競い合って開発しているヴィーガン・コラーゲンとは、バイオデザインされたヒューマン・コラーゲンの事です。(例えば、Geltor,Inc )
より人間の体にあった人間のためのコラーゲンの開発を進めています。
最近では、バイオコンパチビリティーにフォーカスしているブランド、Drunk Elephant(ドランク・エレファント:昨年資生堂により買収)が人気ですよね。*商品は全てクルエルティフリーのようですが、ヴィーガンでないものもあるようです。
将来的には、生体親和性の高い本当の意味で体に良い作用をもたらすコラーゲン、または産生を促す何かが開発されるかもと期待しています。
ヴィーガンのためのコラーゲンを開発している「JELLATECH」にも注目です。
今のところは
人間の体内にある全タンパク質の1/3はコラーゲンです。それだけ体にとって重要な役割を持っています。(皮膚、髪、血管、腱、軟骨、骨など)
ネットでは有難いことに、体内でコラーゲンを作る為の栄養素が摂取できる「食べ物」、「レシピ」を紹介している人たちが沢山います。
今のところは、そちらを参考にするのが良いみたいですね。
ちなみにコラーゲンと言えば、「ヴィーガン・クルエルティフリー・レチノールセラム商品」が今人気ですよ。「チョコレート・コラーゲン」も来てます。
スキンケアと言えば、「DRMTLGY」も注目です。確認したところ商品はクルエルティフリーですが、今のところヴィーガンと名乗る事はないそうです。(色々な会社や素材が製造に関わっているため)
ドイツのスキンケア・プロダクト「BIO:VEGANE」は名前のごとく100%ヴィーガンのようです。
他にも、ヴィーガン&クルエルティフリーの「ヘアサロン」、「ネイルサロン」、「タトゥーショップ」なども人気がでてきています。