ヴィーガンと健康
ヴィーガン・ダイエットが合わない
相変わらずサンフランはCOVID-19によりほぼロックダウンと同じ状況ですが、そんな中アメリカの大手フードチェーンはこぞってドライブスルー化に進んでます。
そしてビジネスは、DTC(Direct to consumer)化が今後さらに拡大していくでしょう。(オンラインショップを1クリックで済ませるサービス「Fast」に注目です)
ちなみにリアル学校のオンライン化(コロナ対策)があまり機能しないという結果が出てきており、先生とは別に「ガイド」、「ファシリテーター」、「ギグ・ワーカー」が新たに入って来るかも?
ライブでオンライン授業を行っている先生に使われているツール「Stream Deck」が便利かも?っていう筆者の戯言はさておき、
実は最近、海外のヴィーガンがどんな事をネットで見ているのかをリサーチしていたのですが、
「ヴィーガン・ダイエットが自分に合っていない」をかなり多くの方々が検索しているようです。
正直ヴィーガンが体に合わない人も世の中には沢山いる事は、誰もが容易に想像できる事でしょう。
ヴィーガン・ダイエットの不安は解消される
さて、「ヴィーガン・ダイエットが自分に合っていない」という事ですが、大抵の理由は栄養面もしくはアレルギーや病気が原因だと考えられます。
アレルギーや病気に関しては難しいですが、栄養面に関しては解決の方向に進んでいると感じています。
過去の記事でもちょくちょく話していますが、
世の中のフードテックは、人間の脳では到底扱えないような膨大なデータを活用し、一昔前では想像も出来なかった事を実際にやっています。
動物保護、人間の健康、地球環境の関係性に対しAI、スーパーコンピューターが使われるのはもうそれほど最新の話ではありません。
今のヴィーガン・ライフは、以前とは比べ物にならないくらいに環境が整ってきています。
世界市場は、誰もがヴィーガン・ライフを送る事ができる方向に進んでいるのです。(たぶん近い将来好きなものを食べてヴィーガンになれると思います)
ヴィーガンは枝分かれしていく
筆者もヴィーガンについて学んできた中で、「ヴィーガン」は一つのカテゴリーとして扱えるのか?と疑問になる事があります。
それほどヴィーガンには色々な人たちがいるのです。
ですが今後のヴィーガンは、クリーンミート(培養肉、イン・ビトロ、カルチャード・ミート)を食べるか食べないかでハッキリと枝分かれしていくのでは?と予想しています。
「培養肉派」か「プラントベース肉派」かって事です。(その両方もアリかも)
アメリカらしいデータ
これはヴィーガンとは直接関係ないのですが、リサーチをしていて興味があったデータです。
このパンデミック中に検索ボリュームが急上昇したのは「Zoom」だけではありません、
パンデミック中に検索ボリュームが急上昇したもの
- DIYヘアカット
- ウクレレ
- 銃の玉
- 遠隔医療
- オンライン教会
- 幼稚園児用の学習ノート
- チョーク(道路に落書きする用)
- プルアップ・バー(懸垂ができる棒)
- キュウリやトマトの種
あと今、Ikigai(生き甲斐)が注目されています。
パンデミック中に検索ボリュームが激減したもの
- ヒール(靴)
- ベルト
- 香水
- コーヒーショップ
- 松葉杖
- 付けまつ毛
ちなみにパンデミックの影響も重なり、パソコンやスマホ画面を長時間見ることが増えてきていることから、
”デジタル・ダイエット”(健康のために画面時間を制限するサービス)を提供する「ZenScreen」も今海外で人気が出てきています。(子供のためより大人のためかも?)
ヴィーガン・ダイエットとは、、、
すでにヴィーガンをしている人たちも同じで、健康的な体を維持するために常に栄養面でのチャレンジをしています。
栄養素によっては、プラントベースからでは摂取できないものもありますので、大抵のヴィーガンは「強化食品」を食べて健康の維持に努めています。
人によってはヴィーガンが体に合っている人もいますし、合っていない人もいます。
もっというと、ダイエットは人それぞれで、自分に合ったやり方を見つけるしかありません。
動物と環境を可能な限り尊重し、自分の健康に合った最善の方法を見つける事が先ず「ヴィーガン・ダイエット」を始める事になるのかもしれませんね。
(ちなみに、「可能な限り」では世界を変えるメッセージとして弱過ぎです)