ヴィーガン2.0の時代
起業家はみんな探している
今もしあなたの周りにヴィーガンに関する問題を指摘できる人がいたら、それは物凄く貴重なことです。
正直、今までに聞いた事もないようなヴィーガンが抱えている画期的な問題や課題を見つけるのは本当に難しいからです。(別に画期的でなくても良いのですが)
ヴィーガンという言葉ができて70年以上、動物性を避ける動きはそれ以前からあります。
ヴィーガンとは最近出てきた新しいコンセプトではないのです。
ほぼ誰かが何処かで解決しようとしている
感覚的には今ようやくヴィーガンの問題にテクノロジーが追いついてきたように感じますが、実際にはもっと前からイノベーターは戦っています。
想像しえる問題はおそらく誰かが世界の何処かで既に解決、または解決に向けて進んでいるでしょう。(だから駄目って意味ではないですよ!)
もしあなたがヴィーガンで起業を考えているなら、まだまだチャンスは十分あります。
馬鹿げてるけど実は起業家の役に立つかも?しれないヴィーガンへの質問
本当は回答の方が面白いんですが、質問だけでも十分伝わりそうですね。回答まで知りたい人はこちら。(英語です)
- どこからプロテインを得るの?
- 聖書には動物を食べて良いって書いてあるけど?
- 肉を食べるのは自然な事ですよね?
- サラダと豆腐ばかり食べて飽きないんですか?
- 牛は搾乳しないと乳房が破裂するから牛の為にミルクを絞るんだよ!
- 植物も痛みを感じるっていう論文があるけどそれについてはどうなの?
- 私たちが動物を繁殖させないと絶滅しちゃうじゃん!
- 人道的な虐殺はOKだよ!
- 動物は食べる物でないのならなぜ動物がそんなに美味しいの?
- 私が知っているヴィーガンは病気ですよ!
- ヴィーガンになるにはお金が掛かるんじゃない?
- じゃ〜何食べるの?
- なんでヴィーガンなの?
- ヴィーガニズムって凄く極端じゃない?
*これらの質問をする人たちは、少なくともヴィーガンに対して興味を持っているという事を理解する必要があります。(彼らは無関心ではなく、将来的にヴィーガンになる可能性があります)
人間と動物が健康的に共生できる地球
ペット業界では、「人間とペットが幸せに共生できる社会」を達成する為にみんなが力を合わせているのですが、
ヴィーガンとは、人間と動物が「健康的・持続的」に生活可能な地球作りをする再生計画です。
言わばヴィーガニズムは、その為のガイドラインみたいな物ではないでしょうか。
ちなみに今後は、日本の宇宙データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の活用も色々な意味で増えてくると思われます。
地球環境を守る上で宇宙との関わりも大事になってきています。
そして、今ヴィーガンの流れも加わり発展している多くの地球再生プロジェクトが宇宙ビジネスにも役立つと感じています。
進歩的な意見が求められている
筆者も過去の記事で言いましたが、「ヴィーガンはニューノーマルの一つ」、「ヴィーガンは枝分かれする」と考えています。
今のヴィーガンの間では、古い常識的な考え方ではなく、全く違った新しい問題定義が求められています。
ノン・ヴィーガンの筆者が感じる事ですが、ノン・ヴィーガンが戦っているのは誰?自分?なのでは、、、(もしかして筆者だけ?)
ヴィーガンが枝分かれしていくとすると、セル・ベース肉(培養肉)が出てきた時点で戦いは既に終わっているのかもしれませんね。
If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
これまではヴィーガン環境がまだ整っていない中、個々がなんとか頑張ってきた時代でした。これからは環境が整いつつある中「動物、健康、地球環境」はもちろんですが、ヴィーガンの中での多様性の理解が求められるかもしれませんね。