ヴィーガンとニューノーマル
もう以前のサンフランシスコには戻らない
まだまだアメリカのコロナ・ウイルスの状況は全然良いとは言えません。
私が住むサンフランシスコでも状況は同じ。
もうロックダウン以前の状態に戻る事はないと言われています。
世界中、アメリカ中から訪れる多くの人々で賑わっていたこの街には、今はほとんど人がいません。
半分以上の飲食店が、この先営業を再開できないだろうと言われています。
そりゃそうです。
アメリカ1、世界でもトップに入るような物価の高い街です。
家賃や最低賃金も信じられないくらい高いのですから、これだけの期間営業を止めてしまってはもうビジネスを再開する事は難しいでしょう。
テックはもちろんですが、食の街として人気のあったサンフランが見る影もなく寂しい限りです。
ニューノーマルの1つがヴィーガン
パンデミックが始まったここ数ヶ月で色々なことが変わりました。
その中の1つが、ヴィーガンではないでしょうか。
ヴィーガン熱は前からありましたが、このパンデミックで肉の加工工場で広まったコロナ感染の影響により、
肉の供給が間に合っていなかった所を埋めたのが「ヴィーガン・フード」です。
とりあえず購入してみたヴィーガンバーガーがこれほど美味しいとは!と思った人は少なくないはず。
新たにヴィーガンを広めることになっています。
ちなみにニューノーマルといえば、「お葬式」のオンライン化が進んでいますね。
これからの農産業に注目
さて、このままヴィーガンがノーマル化していくと、一つの大きな問題があります。
ヴィーガンやプラントベースがこれほど広まる前から言われていたことですが、
世界人口増加に伴い、それを支えるだけの農産業が必要となるでしょう。
すでに限られた地球の土地で、どのようにしてそれを補うのか。
かなり注目しています。
未来のサンフランシスコ
今後は、仕事をするのに会社に来る必要性はなくなると予想されます。まさにサンフランに本社を構えるツイッター(Twitter)がそうしたように。
わざわざ、こんなに物価の高い混雑した所に来なくてもいいのです。(私は都会に住みたい派ですので問題ないです。でも物価が。。)
近い将来、スマート農業、ルーフトップ・ファーミング、ヴァーティカル・ファーミング、3Dフード・プリンター、培養食品会社などによって、
今のテック会社と入れ替わりでこのサンフランのアーバンエリアが埋め尽くされているのも面白いかもしれませんね。
その前にうちの近所のバーガー屋はMiso Roboticsを導入しているはずw